息子が夏休みの家庭科の宿題で何か調理をしたいということで、お付き合い。
先日、出かけた帰りにあるお店でタピオカミルクティをねだられ、
「ミルクティにタピオカ入れただけで400円越えって高すぎない??」
と拒否したため「じゃあ自分で作る!」と言い出した息子。
家にたまたま、パンに入れるためにタピオカ粉の買い置きがあったのでタピオカから粉から作ることに。
で、クックパッドなどなど、レシピサイトからレシピをいくつか探し、作り始めました。
(対して読まずにいきなり作業を始める息子、オイオイ!と思いながらも温かく見守り、時々助言しました)
材料計量!
タピオカ玉用に、タピオカ粉と黒糖と水。
漬けるシロップ用に黒糖と水。
あとは、飲むときに紅茶葉と牛乳と水と砂糖
ですね。
材料はタピオカ粉さえ手に入れば単純。
まずは黒糖と水を火にかけて沸かして
この時点でこわごわ、火が怖いという中1の息子くん。
そこにタピオカ粉を投入。
よく混ぜて、捏ねます。
ちょっと熱い。
去年・おととしと夏休みの家庭科の宿題に「おうちパン」を作ったのでパンをこねるのはちょっと覚えたみたいナノでなかなかの手つき。
で、グリンピース大にちぎって丸めます。
タピオカミルクティに入っている、あの大きさだよと、まず1個、ワタシがお手本。
えーもー疲れたーとか文句言いながら一皿。
・・・・まだまだ生地はたくさんあります。
実は、息子が最初に用意したレシピではタピオカ粉が400グラムで、「400グラムって、それが強力粉だとしてパンにしたら1斤より多い量だよ。絶対に多すぎるから」と言って100グラム分の分量で作る別のレシピで作られていたのですが、それでもこの量・・・。
「聖書にさぁ、『5つのパンと2匹の魚』ってあるじゃん、それみたいに、いくらちぎっても、減らないよ・・・。」
と半泣き。
↑教会学校に毎週通っている息子ならではのたとえ。
5つのパンと2匹の魚を5000人に配ってもまだなくならなかったというイエス様の奇蹟のお話です。
ようやく2皿分、丸めました。
・・・何か、だんだん大きくなってないか?
これ、ストローで吸ったら死ぬぞ‼
これを沸かしたお湯でゆでます。30分も!
一粒ずつお湯に入れていく・・・怖いんだそうです。
30分間、へらで時々かき混ぜながらゆでて、そのあと、火を止めて余熱で1時間ほど、芯までゆで上げます。
その後、ざるに上げてから、黒糖シロップを作って、シロップの中でさらにちょっと火を通し・・・
さらに1時間以上寝かせて、ようやく完成。
ミルクティを作り、タピオカを入れたグラスに注ぐ。
ミントを飾って出来上がり!
かなり大粒なのでスプーンで食べる感じ。
昼ごはん後、すぐに作業を始めておやつに飲むつもりでしたが、丸め、茹で、余熱、寝かし‥と時間がかかりかれこれ4時間。結局夕飯後のデザートに。
SNSに上げたら「甘栗に見える」とコメントを頂きました。
確かに!!! そう見える。
「もうたぶん二度と作らない!」
と宣言している息子ですが、大変だったけどとってもおいしかったです。
もうちょっと粒が小さければ・・・・いや、おいしかったですよ!