(日付をさかのぼって書き込んでいます)
息子とともに毎週日曜日、教会学校に参加しています。息子がそこの付属幼稚園を卒園したので。
で、園の先生にお世話になる出来事があったのでお礼がてらの差し入れで、お茶菓子にメッシュ型に入れた抹茶味のパン「大納言メッシュ」を焼いて持っていきました。
そこから、パン教室を開設し始めたという話になり、「今度、お遊戯会で年長さんが絵本『からすのパンやさん』の劇をやることになって、その前後でパン作り体験をさせたいと思っている」という相談を受けました。
なんでも『からすのパンやさん』にでてくるパンのレシピ本が発売されているそうで、それをみてみたんだけど、ちょっと子供にやらすのは難しそうだからどうしようかと思っていたのだそうで。
この幼稚園、絵本教育に力を入れているので、かこさとしさんの「からすのパンやさん」の劇はとっても楽しそう!と思いました。
息子が通園していた当時も、ジャガイモ堀りに行ったら、イモ餅レストラン、さつま芋掘りに行ったらスイートポテトレストラン、庭でキュウリを収穫したラキュウリパーティ・・・・と、料理体験をさせてい頂きました。母たちがぐりとぐらの劇をやって、手作りカステラを配るイベントもあったなぁ・・・。そういう中の一つに、劇でやったパンやさんを体験するというのができたらきっと喜ぶに違いありません!
そして・・・子供にパンか…と思った時、ピンときました。先日、ちょうど吉永麻衣子先生のレッスンでサンタさんやトナカイのパンをドレッジ切りっぱなしで作る簡単なパンを習ったところです。そのパンを、おうちパン講座としてレッスンすることはできないけれど、おうちパンマスターキッズの「ミルクスティックパン」の延長線上にある「すきなかたちにつくってみよう」の範囲内で、こどもたちに好きな形のパンを作ってもらうことはできるんじゃないか?と。
「すごく簡単にできて、こどもでもできるパンのレシピがあるんです!」というお話をさせていただき、年明けに園のこどもたちにパン作り体験をしてもらうということを見据えての、まずは先生方に、プレゼン的にレッスンをすることになりました。
その後、探してみました。「
絵本「からすのパンやさん」のパンをつくろう!―Have Fun With Bread!」というレシピ本。
かわいいし素敵なんです。絵本に登場するたくさんのパンたちと同じパンがたくさん載ってて。
でも細かい分割。小さなパーツをたくさん作ってくっつけて・・・っていうのは、確かに幼児に作業させるのはむずかしいかも・・・・。
というわけで、Facebook上のおうちパンマスターの交流会グループにて、麻衣子先生に相談してアドバイスを頂きつつ、「ミルクスティックパン」と「文字パン」のレッスンをするという方向にしました。
今日は冬休みになった幼稚園の職員室にて、机にクロスを広げてのレッスン。
先生3人、卒園児の小学生2人の参加で、小学生は「おうちパンマスターキッズ・ミルクスティックパン」として、大人は「文字パン」としてのレッスンを。
ボールでの捏ねとビニール袋での捏ねを体験して頂き、発酵は冷蔵庫に寝かすだけというのが簡単でいい!とご好評いただきました。少人数の園とはいえ、クラス全員の分のパンを発酵器で発酵して・・・ってなると大変だけど、おうちパンなら冷蔵庫発酵だし焼くのもオーブントースター複数台体制でやればできそうです。
名前のひらがなやアルファベットを作ってみたり。
音符や木、動物の形にカットしてみたり。
焼き上がりにチョコペンで書き足して楽しみました。
先日の麻衣子先生のレッスンの時のサンタさんやトナカイさんの切りっぱなしパンの写真をお見せしたり、レシピ本を見て頂いたりしました。
普段、粘土遊びになれているこどもたちならきっともっといろいろ発想力豊かなパンができそうですよね。
焼きあがったいい香りに誘われて他の学年の先生もご一緒に試食タイム。
ふっくらしたパンを楽しんでいただけました。
実際にこどもたちに体験してもらうとしたら、どういう流れにしたらよいか、どこまでをこどもたちにやらせるのか、今日、先生にレッスンしたことで、先生が子供たちと作る(のをYUMIZOがお手伝い参加して補助する)のか、YUMIZOのレッスンとするのか、材料はどうする?などなど、いろいろまだ詰めていく点はありそうです。
こどもたちの思い出に残る時間を作るお手伝いが出来たらいいなと思っています。