親類宅への新年のご挨拶に持って行くお年賀に、HappyCookingの旧ケーキレシピから「抹茶フィナンシェ」を焼きました。カスタードクリームなど卵黄のみを使うケーキやパンを作った際に、残った卵白を冷凍しておきます。で、保存しておいた卵白の使って作れる救済レシピ(笑)の一つがフィナンシェです。
フィナンシェは本来、金塊を模した四角い型で焼くものなんですが、今日はマドレーヌ型で。
マドレーヌとフィナンシェって似てるけど何が違うの?
って形が基本シェル型vs金塊四角型なんですが、そうでないこともあり・・・。材料が違います。
マドレーヌは薄力粉・溶かしバター・全卵、マドレーヌは薄力粉&アーモンドプードル・卵白・焦がしバターです。
でもこの抹茶フィナンシェは抹茶の香りを生かすためなのか、焦がしバターではなく溶かしバター使用です。
計量して混ぜて流して焼くので簡単。
10日ほど前にも手土産用に20枚焼きましたが、今日は24個も大量焼き!!!
中がしっとりした仕上がりで、とってもおいしいので、手土産にすると大好評です。
1個ずつラッピングすると「お店で売っているのかと思った」「ケーキ屋さん開くの?」とよく聞かれます。
そんなくらい、簡単なのに本格的な味に仕上がります。
ちなみに、ケーキやパンの教室はちゃんと作れて人に教えられるなら、(ライセンスは実は別になくても)自宅で簡単に開業できますが、売るには家庭用とは別のキッチン(いろいろ厳しい基準の適合した)を用意しなくちゃ出しいろいろと国や都道府県が認定する資格なども必要なのでハードルが高いです。
以前、子供が幼稚園の頃、バザーで焼き菓子を作って売る時に経験しましたが、バザーなどの臨時の販売であっても保健所に臨時販売の届け出が必要だし、家庭のキッチンで作るのはNGなので、公民館の調理室などを借りて作りました。
なのでYUMIZOは作って売る人になる予定はありません。作ったものを「おすそ分け」や、教室で「試食」はOKなのです。
いろいろ、難しいですね。
話、それました。
抹茶フィナンシェです。
ひっくり返すと裏側はしっとり感のある濃い抹茶色。
これは、焼く時には型に接しない上面と言いうことになりますね。クロレラ入りの製菓用抹茶パウダー「グリーンキング」を使っているのでケーキに入れても退色しにくくて、綺麗な緑色になります。